Off the Grid House
自主独立型戸建て専用住宅

「Off the Grid」

Off the Grid とは、電気やガス、上下水道などの格子状に張り巡らされた網目=Gridからの開放をいう。
息の詰まるようながんじがらめのエネルギー供給網(Grid)から脱却し、自主独立型の再生可能エネルギー源をベースに据えた生活スタイルを目指すとするものである。

この計画案では、敷地の広さ(およそ900坪)が比較的広いことから、風力発電設備や太陽光発電設備を小屋や駐車場の屋根面に設置、水は水道ではなく井戸水を利用。
住まいの空調には地中熱の利用を行うなど、再生可能エネルギーを主体とした設備としている。
屋根面及び壁面は緑化させ、家全体が緑の丘のような形状とした。
庭には野菜などがほぼ自給出来るだけの広さを確保している。
「Off the Grid」の理念を踏襲した試みを行っている。

A : 駐車場
付帯設備:太陽光パネル/雨水貯留槽

B : 小屋
付帯設備:風力発電設備